住宅ローンの金利、選ぶポイントは??・3・
作成日:2016年07月26日(火)
こんにちは!
浜松市でお金を活かす会員制FP事務所
ギフトユアライフ浜松の鈴木幸子です。
さて前回の続きです。
ポイント1・2でもなお心配な方は・・。
ポイント3.変動金利、固定金利の金額差
(安心料)を試算し、家計へのダメージを予想しよう!
住宅ローンを組む前に、ライフプランをたてましょう。
○将来の夢や希望を、いつごろ、どのように実現したいか?
書き出してみましょう!
○それを叶えるためのお金は準備できるのか、
将来の家計の収支を「見える化」する
キャッシュフロー表を作りましょう!
変動金利がいつ頃、どのくらい上昇したら、
家計がつらくなるのか?試算してみましょう。
住宅ローンはずっと払い続ける固定費です。
他にも固定費がありますよね。
通信費や生命保険料などです。
こういった固定費全般を見直すきっかけに、
住宅ローンの試算をしてみるのもいいですね!
最後に、全国的な金利タイプ別利用実態のデータをご紹介します。
独立行政法人住宅金融支援機構
「民間住宅ローン利用者の実態調査2015年9月~10月」発表
変動金利51.2%、
固定期間選択型20.7%、
全期間固定28.1%となっています。
(10月以降は金利タイプによる調査を廃止しています)
固定期間選択制とは、
借入期間の最初に2年~20年、
といった一定期間金利が固定されている金利タイプです。
つまり、2年~20年経った後、
その時の社会情勢や金利水準に合わせて、再設定されるのです。
「安心料」を払ったつもりなのに、途中で金利が変わるんです。
最初だけ固定金利、これって変動金利だと思いませんか?
ということで、先ほどのデータは、変動金利71.9%、全期間固定28.1%。
このミックス型を、固定金利と勘違いして選んでしまうことは避けたいところです。