頭金と住宅ローンの割合は、どうやって決めればいいですか?
作成日:2016年12月03日(土)
こんにちは!
浜松市でお金を活かすFP事務所
ギフトユアライフ浜松の鈴木幸子です!
良く聞かれる頭金と住宅ローンの割合について・・
まずは、決める前にやることとして、
1.ライフプラン&資金計画を立てること。
2.まとまったお金が必要な時はいつなのか?
お金を残しておく必要があるか?
これからの貯蓄で間に合うのか?
それぞれの家庭、
年齢構成も違うし、進学も違う、叶えたい夢も違う、、
一度、立ち止まって、考え、資金計画をしていきましょう!
頭金と住宅ローンの割合について、
「住宅購入の王道は、頭金2割、お金がたまったら繰り上げ返済で、
住宅ローンをなるべく早く終わらせましょう!!」
こんなフレーズを耳にすることも多いのではないでしょうか?
もちろんこれも一つの返済計画として検討されていいと思います。
そして、この考えに乗っ取って、頭金をギリギリまで出し、
まとまったお金ができると繰り上げ返済。
月の返済は変えずに、期間を短縮していき早く返し終わりたい!!
借金をしたくない、現金主義で堅実な方がこのような返済計画を立てられます。
さて、ではすべての人がこの返済計画で、
今も将来も安心して暮らしていくことができるのでしょうか?
将来家を買おうとためてきたまとまったお金、
効果的な使い方ができるといいのですが・・・・
事例をご紹介します。
住宅ローンを返して、残高が減っていくのが楽しみ!
という40代のご夫婦がいました。
頭金をギリギリまで出して、200万円たまると繰り上げ返済を繰り返し、
預金残高はいつも100万円以下。この調子だと60歳前に完済できそうです。
そこには、16歳と14歳のお勉強の良くできるお子さんがいました。
二人とも夢があって、長男はエンジニア・長女はデザイナーになりたいとのこと。
子どもの進学のために、子どもが生まれた時に入った学資保険を毎月10000円ずつ貯めています。
予定では、18歳の時に250万円位は用意できそうです。
2年後を想定してみます。
長男の進学が決まり、来月から東京で大学生生活スタートです。
ずっと掛けていた学資保険250万円は、受験費用・引越し費用・そして前期の学費でなくなります。
そして、5月からは生活費の仕送りが始まります。
一気に家計は苦しくなってきました・・。
今まで貯まっていたお金も仕送りに回してたまらず・・。
翌年は長女の受験、そして進学が待っています。
子どもの夢を叶えるために、進学を制限したくない!
解決策として、教育ローンを借りることにしました・・。
例えば、国の教育ローンは最高350万円・1.9%の固定金利です。
ちなみに、現在の住宅ローンの金利は、1.9%より低い場合が多いです。
まとまったお金を繰り上げ返済して期間は短縮、利息が減ります。
ところが、教育費が一気にかかる時期、住宅ローンよりも高い金利で
教育ローンを借りることになってしまいました。
住宅ローンの返済が終わっても、教育ローンの返済は続くことなりそうです・・。
頭金をいっぱい払い、一生懸命に住宅ローンを返してきたのに、
金利の高い、自動車ローンを借りることになった。
教育ローンを借りることになった。
住宅ローンは最長50年、低金利で借りられる他ではマネのできないローンです。
住宅は生活に必ず必要なもの、だからこそ優遇されています。
頭金と住宅ローンの割合はどう決めればいいのか??
答えは、ライフプラン&資金計画を立てることから始めましょう!
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